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うまい話は転がっていない?ロングショート戦略の弱点とは?

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仮想通貨のロングショート戦略の弱点とは

以前にロングショート戦略サイコーみたいな記事を書きました。

安定して儲けられる?仮想通貨のロングショート戦略とは

今回はそのロングショート戦略の弱点を書いていきます。

これは細々としたものはいろいろとありますが、一番は暴落時でしょう。

株でもそうですが、特に仮想通貨は暴落が起きやすいので注意した方がいいかもしれません。

ロングショート戦略が暴落時に弱い理由

暴落と言っても色々とありますが、特に仮想通貨市場から資金が抜けていくような状況を指しています。

そもそもですが、ロングショート戦略というのは他の人と同じペアでやりがちです。

例えば今年は基軸通貨がビットコインからイーサリアムに移るとかよく言われていますが、そういう人はイーサリアムをロング、ビットコインをショートするでしょう。

そして、多くの人がこういった売買をした場合、イーサリアムは買われるわけですからより値段は上がり、ビットコインはより値段が下がるわけです。

この状況ではみんながハッピーです。

ところが、仮に暴落が起こったとします。

すると、ロングショート戦略をしていた人のうち多くが、「仮想通貨で持っとくのはちょっと危ないかもしれないから、とりあえず日本円に戻しておくか」と思う事でしょう。

こうなると悲惨で、ロングショート戦略の解消のためには、ロングショートした時とは逆の取引が起こるわけです。

つまり、イーサリアムショート、ビットコインロングです。

しかも一斉に。

するとイーサリアムの基本的に売りしか出なくなるので、暴落します。

一方でビットコインは売りもありますが、ポジション解消のための買いもあるため、下がっても大きくは下がりません。

こういった事が起こると先ほどのリターンが逆転し、損失を生み出します。

このように暴落時には一斉にポジションの解消が起こる可能性があるため、一気に損失が拡大する可能性があります。

 

ロングショート戦略がうまくいかなかった例

これは仮想通貨の話ではなく株式市場での話ですが、参考にはなるでしょう。

株式市場でもロングショート戦略は定番です。

クオンツファンドなんかがこういった戦略を取り入れています。

ところが、2008年の8月に「クオンツショック」と呼ばれる事件が起こりました。

具体的には、それまでは有効だった投資戦略、特にロングショート戦略が急にうまくいかなくなり、さらには市場全体の暴落にもつながったという事件です。

それまでクオンツファンドは似たような基準でロングショート戦略をしていたため、ものすごく儲かっていました。

しかし、ある時からクオンツファンドの1つ、GSの「グローバル・アルファ・ファンド」というファンドがポジションを解消し始めます。

すると、今まで儲かっていたものが逆回転を始め、儲かっていたものが損失になります。

これが波及し他のファンドもポジションの解消をはじめ、大きな損失を招きました。

「クオンツショック」はこうして起きたといわれています。

ちなみにこの「クオンツショック」は発生確率が0.0001%以下の超レアなケースだったみたいです。

結論

ロングショート戦略は非常に有効な投資戦略です。

一方で、今回紹介したような大きな落とし穴もあります。

結局道具は使いようですので、適切な場面で使う事が大事だと思います。

そういった意味では直近暴落を経験し、横ばいくらいの今の相場には良いんじゃないでしょうか。

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